まだ世の中に存在しない
新たな価値を見出し、
令和の定番を生み出したい。

2014年入社

商品開発戦略部 | T. Y.

PROFILE

営業本部名古屋支店にて女性営業職として結果を残し、入社5年目に営業本部の商品販売戦略部へ。その2年後にはマーケティング本部商品開発戦略部に異動し、現場での経験を活かして新商品や新市場の開拓に挑んでいる。お気に入りの永谷園商品は、「煮込みラーメン」。

Q. 永谷園の入社の決め手はなんですか?

有名商品を武器に営業をしてみたい。

特定の業界に絞ることはせず、大学生までの人生の中で「馴染みのある会社や愛着のある会社はどこだろう」という基準で就職活動に臨んでいました。食品メーカーの中でも、永谷園の商品は「お茶づけ海苔」「麻婆春雨」「あさげ」と頭にパッと浮かぶ商品が多く、就職活動を進めるうちに「こうした有名商品を武器に営業活動をしてみたい」という思いが強くなっていきました。また、女性営業職なら最終的に当社の商品を買ってくださるお客さまの気持ちもよりわかるのではと思った点も志望動機の一つです。後は、選考時の社員の方々の接し方も印象に残っていますね。待ち時間に声をかけてくださったり、階段ですれ違う際に挨拶をしてくださったり。入社前から社内の温かい雰囲気を感じることができ、当社で働きたいという思いがますます強くなっていきました。

Q. 現在の仕事内容を教えてください。

新しい価値を見出し、新商品の開発や新市場の開拓を行っていく。

マーケティング本部の商品開発戦略部のミッションは、新商品の開発や新市場の開拓を行うことや、既存の商品をより良いものに改良していくこと。その中でも私の所属する課は、新市場の開拓に重点を置き、まだ世の中にないような新しい価値を永谷園として見出し、商品化に結びつけていく部署です。具体的には、お客さま自身もまだ気付いていないような悩みを調査などから見つけ出し、その悩みを解決できる商品コンセプトを検討、当社の商品開発の合格基準を満たす優良なコンセプトを議論や試作などを通じて一つでも多く創り出すことがメインの業務となります。時には、自分のママ友たちにヒアリングに出向いたり、様々な食事の味を勉強するために同じ部署のメンバーたちとレストランに食事に行ったり。身の回りのちょっとしたことからでもアイデアを見つけ出し、みんなで議論を重ねています。また、優良なコンセプトを開発したら、生産、販売、コミュニケーション戦略などの検討も行っていくため、他部署の知識を深く持っておく必要のある部署です。

Q. 特に印象に残っている仕事はなんですか?

優良なコンセプトが見つかった時はうれしい。

まだ新市場を生み出すような商品の開発まではたどり着いていませんが、部署のメンバーが全員一致で「あ!これはいけそう!」「面白いかも!」というコンセプトが見つかった時はやはりうれしいですね。ただ、そうした優良なコンセプトはそう簡単には見つかりません。しかも、単なる思いつきのアイデアでは、その後、商品化までたどり着くことはできないため、しっかりと論理的に道筋を整理することも求められます。とくに私の場合、入社から7年間、営業部門で働いていたため、この部署に異動してきた当初は、論理的に考えていくものの、最後はやる気や根性でなんとか乗り切ろうとする癖が抜けず、苦労しました(笑)。とはいえ、営業時代に身につけた粘り強さや行動力は、マーケティング本部に移った現在もとても役立っています。他部署の人たちも含めて意見を聞いて回ったり、社内にあるキッチンにこもって試作を重ねてみたり。常に最後まであきらめない気持ちで挑戦しています。

Q. 永谷園の職場としての魅力を教えてください。

とにかく「食」が大好きな社員が多い。そして、女性の働きやすさ。

部署を問わず、食が大好きな社員が多いと思います。名店を調べて出向いたり、様々な商品を買って食べ比べをしたり、食に関するテレビ番組やSNSのチェックを欠かさなかったり。 また、私の課は男女を問わず、家庭で日常的に料理をする社員が多いことも特徴。おかげで、性差を感じることなく、「このひと手間で格段に美味しくなる!」「毎日みそ汁を作っていて、ここが嫌」といった仕事のヒントにもなるような調理上のコツや愚痴を、誰とでも気軽に議論することができます。
また、女性が働きやすい職場という点も、永谷園の大きな魅力です。プライベートや家庭・子育てに力を入れたいという女性にとっても働きやすい制度や仕組みが整っていますし、逆に「仕事中心にキャリアを重ねたい」と思う方であれば、男女関係なく平等なキャリアステップが用意されています。

Q. 今後はどのようなことに挑戦したいですか?

今後の主力となる新商品や開発プロセスそのものを形にしたい。

永谷園の今後の主力となるような令和の定番商品を開発することです。そのためには、まず、商品開発のプロセスの設計からもう一度、見直してみたいと思っています。これまでは社員一人ひとりの発想力や経験によるところが多かったですが、部署に入った1年目からでも活躍できるよう、ある程度の仕組みを整えることも重要なのではと考えています。その一方で、個人としては、休日に美術館に行ったり、山に行ったり、流行りの街に行くなどし、様々な刺激を受けインプットを増やし、さらに本を読んでアイデアフラッシュの練習をするなど、商品開発のベースとなる発想力もしっかり磨いていきたいですね。

もう少しだけ教えて!クイッククエスチョン

好きな商品は「煮込みラーメン」

Q1.一番尊敬している方は?

名古屋支店での営業時代の女性の後輩です。
とても負けず嫌いで、今も本社の営業として頑張り続ける姿を見ていて、後輩ながらにたくさんの刺激をもらい続けています。

Q2.一番うれしかった言葉は?

同じく名古屋支店で営業をしていた時、担当する卸問屋の方から「厳しい指摘に対しても、逃げずに食らいついてきてくれるね」と言ってもらえて、いつの間にか飲みに行くほど仲良くなり、転勤する際にお手紙をいただけたことはうれしかったですね。

Q3.「味ひとすじ」の仕事とは?

常に生活者が何に困っているか、何を求めているかを考え、「生活者ファースト」で商品を開発し、世の中に届けることではないでしょうか。